ロシアのウクライナに対する侵略行為を非難する(声明)

執行委員会活動

 ロシア政府は2月24日,その圧倒的な軍事力を振りかざし,ウクライナに対して平和的解決の道を閉ざし,実に卑劣な軍事侵攻を開始した。国際法ならびに国連憲章に反した眼前の侵略行為は到底容認できない。

 同政府の公式発表とは裏腹に,被害は幼児を含む民間人の多くの尊い命にまでに及んでおり,ウクライナからの避難民は100万人にも達しようとしている現状が報道されている。戦争の被害は常に,当事国に限定されるものではなく,その影響は地球的規模で瞬時に波及する恐れを秘めている。そこに住む人々の生命・財産,生活,労働・教育の機会が戦争という愚かな企みによって奪われることは絶対にあってはならない。ロシア政府に対し,即時停戦と撤退,平和的解決に向けた交渉を真剣かつ迅速に進めることを強く要求するものである。

ここに,専制主義・権威主義から脱却して平和を希求する両国・世界のすべての市民と共に歩むことを確認する。

2022年3月
明治大学教職員組合
執行委員長 千葉 修身


※この声明は,明治大学教職員組合執行委員長としての独自の声明であり,組合全体の意思を代表するものではなく,組合員個人の意思を制約・拘束する性質のものではないことを申し添えます。

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