【2022-11-08】団交だより

今日の議題

 2022年11月8日、第3回の春闘団交が開かれました。11月2日に、第2回の春闘団交が開かれたばかりですので、主な議題は、前回提出された理事会の回答に対する、組合からの再要求書の提出とその説明、および回答への質問となりました。

組合からの再要求

 再要求は、基本的に春闘の要求書の中から重要と思われるものを選んだものですので、新しく作ったものではありません。冒頭にあった8000円のベース・アップ要求はもちろんそのままです!また、再要求書には入れなかったものの中で、すぐに回答を要求しませんが、今後も継続審議を続けていきたい項目については、別紙にまとめて提出しました。

春闘要求に対する理事会からの回答について 

 理事会からの回答書については、理事会で十分な議論を経たとは考えにくい表現が随所に散見されるなどの不備があったため、組合はその点を指摘し、今後の改善を要求しました。また質疑応答の中で、理事会からは気になる発言も出ました。交渉の中で相対する教職員は当事者であって、ステークホルダー(利害関係者)ではない、というものです。教職員がステークホルダーであるのは自明のことです。教職員をステークホルダーと考えずに交渉するということは、教職員の利害を考えないということに通じるのではないでしょうか?

就業規則及び関連諸規定の改正について

 前回の団交だよりで、理事会が、組合の同意なしに一方的に就業規則及び関連諸規定を改正できると主張していることをお知らせしましたが、この点に関して前進がありました。理事会は、少なくともこの件に関して協議する義務があり、協議を尽くしていくというスタンスに変わりはないことを明言しました。これまでの協議の上で決定してきたやり方についても、健全な労使関係であったと評価しました。組合は、今回の就業規則改正の件については十分な話し合いがなされておらず、継続的な協議をする必要があると主張し、この点は確認されました。 

今後の予定

 11月24日に、団交が予定されています。理事会は、春闘に対して何らかの回答をすると答えています。次の団交ニュースを楽しみにしていてください!今回の団交について、詳しくは、速報版組合ニュース2736号をご覧ください!

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